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01年、マディラ島へ行ったとき、旅行が催行されるのか中止か最後まで気をもんだ。 03年のトルコも、米軍のイラク進攻直前で催行が危ぶまれた。 今春のパタゴニア行も、11月から6回中止の挙句、半年も待たされて催行にありつけた。 私が参加を希望するツアーはいつも催行と中止との間で揺れ続ける。
実現すれば、人生で最大の旅になる 「シルクロード大走破・54日間の旅」 だが、 まず設定されていた5月出発が流れている。 本来、私の希望する出発は来年なのだが、5月の中止を聞いて、果たして来年のツアーが設定されるのか否かが不安になってきた。急遽、8月出発に前倒しする考えがが浮上して、仮予約を申し込んだ。1週間前だ。
15名限定。最小催行人員10名。 既申し込み者は4名。検討中が4名。私が9番目だった。 主催する西遊旅行の話では、GW明けに催行 or 中止を決定するという。私は、催行に9割の確率を感じていた。 なんといっても、西遊旅行とすれが会社の面子をかけた看板商品だから。
2005年4月25日。私は、この日を忘れない。 夕刻、西遊旅行から電話が入った。 「催行する。参加・不参加の態度をはっきりしてくれ」 来た。西安からイスタンブールの大旅行がついに、来た。
財政担当の家人は、この一週間、かき集めるだけかき集めていた。何年も前からの定期や預金。 私は知らんぷりをしているが、家人は苦労して、せっせと貯めた金のはずだ。 家人いわく、 「貯めたお金は、いつか使うために貯めたんだから、使えば良いじゃない」
「シルクロードを端から端までひとまとめにした旅」 は、私の究極の夢だったけれど、 費やす日数も、費用も、体力も、フツーの人間の私には破格のものになる。
人生で最大の旅。終えたらもぬけの殻になったりして‥‥。 家人の理解と協力に感謝して、出かけよう。
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