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2007/09/09 (Sun) 風の旅 萩相島灯台



山陰の灯台めぐりをして、
初日は下関から経ヶ岬灯台がある丹後半島まで、走りに走った。
灯台の麓で、灯台巡回車で眠った。
二日目は、経ヶ岬灯台、余部埼灯台、美保関灯台、出雲日御碕灯台と、
山陰を代表する、山陰の灯台四天王を訪ねた。
灯台巡回車で眠るのは嫌いではないが、趣味ではないから、
人並みに温泉宿に泊まりたくなった。

山陰は何度か旅をしているが、不思議と温泉に泊まっていない。
少し無理をすれば山口県だから、またいつか来よう、の連続になる。
でも、気にかかっている温泉はあった。
「ゆのつ」。 名前がいいじゃないか。
漢字で 「温泉津」 もいいし、「温泉津温泉」 もいい。

着いたのは、秋の陽も落ちた6時過ぎだったが、
泊まったのは、温泉津で唯一、政府登録の宿。
温泉街はその先にあるらしいが、とにかく暗い、静かな街だ。
漁師町としての雰囲気も無ければ、温泉町としての賑わいも無い。
私が生まれ育った長門湯本温泉は、巨大旅館が町外れに建って、
温泉町としてのドーナツ化現象がおきているが、その気配も無い。

温泉津温泉


石見銀山で栄えた港町で長い歴史を誇る老舗旅館だから、不満はない。
館内随所に花が活けられているし、
部屋での食事では、全ての料理を仲居さんが説明してくれる。
それよりも何よりも、温泉がいい。
仲居さんが言う、「濁った方のお湯に入ってください」 に従うと
湯上り後も特有の香りが肌を包む。 薬効もあるらしい。
鄙には稀な名旅館、といっておこう。
「のがわや」 のURLは
http://www.nogawaya.com

二軒隣に、カフェバーがあった。
道路から見ると陶器や小道具のギャラリーだ。
経営者の贅沢な趣味の世界なのだろう、もったいない配置で
それだけにゆとりはある。
日本酒と焼酎の品揃えはたいしたものだが、ワインと同じでキリがなかろうに。
Noriko さんというカウンターの女性はいい娘だった。
聡明で、雑学に長け、話題は豊富で、かといってでしゃばらず、
客を立てるところは立て、きょう日 珍しい、いい娘だ。
「路庵」 という名のカフェバー。 URLは
http://www.cafe-roan.jp

10/19(木) 21時〜  日テレ系
どっちの料理ショ− の後番組で、温泉津が取り上げられるそうな。
路庵も写っているらしい。 Noriko さんも写っているかも。
楽しみにしておこう。

城下町 ・ 萩 と同様で、昔の地図が使える街って、いいじゃないか。
新しい風が吹くばかりが能じゃない。
「風が吹かない町」 への旅もある。





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