神威岬で、積丹出岬で、シャコタン・ブルーは見れなかった。
神威岬の駐車場の売店で、シャコタン・ブルーと名のついたソフトクリームを食べたけど。
利尻島は、いつ降り出してもおかしくない天候だ。
これが北国で、蒼い空と碧い海はないのかァッ‥‥。
利尻と礼文については訪問予定になかったから、灯台に冠する予備知識は、ない。
灯台表から5基の灯台を選び出し、鴛泊港を基点に時計回りに島を一周する。
その前に、フェリーターミナルの宿泊案内所で宿を手配。
3軒ばかり候補が上がったが、
港から少し離れた場所にある旅館は漁師さんの経営だというので、即決する。
旅館「雪国」。
宿は決まったが、先ずは灯台。
港のすぐ脇、ペシ岬の鴛泊灯台に登る。 北海道では珍しい白一色の灯台だ。
明治25年初点だから歴史はある。 昭和に改築されているが貫禄もある。
灯台訪問を一つ終えると安心して、島内周回道路の道筋の旅館に一旦立ち寄った。
挨拶だけして、島内を一周してくると告げる。
島内一周とはいってもわずか50km余りのことだし、利尻島にも車は少ない。
残り4基の灯台を訪問してもわずかな時間で済んでしまう。
この日が4日目。
ひたすら走り続けて、既に30基の灯台を訪問していた。
私としては珍しく、5時には宿に入った。 あとは風呂に入って、食べて、寝るだけ。
宿で聞くと、利尻は観光の島だが、オンシーズンは6〜8月の3ヶ月だけだという。
その期間は宿泊料も高い。 私はオフシーズン価格で泊まっているわけだ。
オフシーズンの宿泊客は仕事がらみの長期滞在客が主体で、
シーズンの境目は、その切り替えに苦労するそうだ。
宿の食事は私だけが別室だった。 きっと、料理が違うのだろう。
半身の毛がにを含めて食べきれないほどの料理が並んで 8,400円は安い。
(完食したけど。朝は半分残した)
宿の前は道路。 波消しブロックがあって、そこからは利尻水道。
打ち寄せる波が次第に高くなって、明日の船旅が心配になる。
砂浜に寄せては引く潮騒の情緒はないが、
ブロックに砕ける波音も規則正しくて、これも潮騒。
窓を雨が叩いているが、見やれば鴛泊の港を隔ててペシ岬。
岬の先端、崖の上には鴛泊燈台の点滅が毎15秒に1回。
灯台ファンにとって、
窓から灯塔が見え、夜には光芒が見れるのは最高の贅沢で至福の極みだ。
打ち寄せる波の音も耳障りではない。
私は、この宿を 「潮彩の宿」 と名づけた。
宿のご亭主に、これから 「潮彩の宿 ・ 雪国」 にしたら? と提案したのだが‥‥。
「潮彩の宿」 から