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2007/09/09 (Sun) 風の旅 萩相島灯台



「予定の立たない予定表」の上では、
18日の夕刻までに宗谷岬にたどり着ければ上出来、と思っていた。
ところが、実際に灯台を訪問しながら走ってみると、
17日の朝10時には稚内に着いていた。

それには、北海道の道路事情と交通事情がある。
道路の道幅は広く、まっすぐで、
前を見てもバックミラーを見ても車の陰はない。
車列の後ろにつけて、ゆっくりだな、と思うときが大体70kmだ。

それに加えて下関との時差が45分ある。
北海道の朝4時は、もう明るい。
車で寝れば、朝5時には車を走らせているし、
増毛のホテルでは、朝5時にはフロントに鍵を置いてきた。

更に、好いにつけ悪いにつけ一人旅の特性と亥年生まれの性格が作用する。
複数で旅を続ければ
「温泉に入っていこうか」 「美味いものでも食べていこうか」
の気持ちにもなるだろうが、一人だと何もかもが面倒くさくなる。
あれこれするより、先ず次の目的地へ、だ。
次の目的地へ、の気持ちが高じてくると、前を走るゆっくりの車が邪魔になる。
自慢にならないが、私が追い越した車は数知れない。
しかし、私を追い越した車が4台いるから、上には上がいる。
一発取り消しを喰らわなかったのは、たまたま運がよかったのか。

サロベツ原野の一本道で北緯45度のモニュメントを過ぎた。
海の向こうには、底辺が長い二等辺三角形の利尻島が浮かんでいる。
左前方に見えていた島影は、稚内に近づくと車の真横に来る。
手招きしているみたいだ。

そういえば、親サイトの 「ぎゃるリー」 に
書と画で金子みすゞの世界を創り出してくれている上田香葉さんは同期生だが、
先年、利尻、礼文を訪れて 「よかったわよ〜」 と言ってたっけ。
そういえば、カラオケのお師匠さんに
香西かおりの 「最北航路」 をマスターしたら教えてくれとお願いしたのは私だった。

しかし、当初 「北の潮彩」 の計画に利尻島、礼文島は入っていなかった。
分厚い 「灯台表」 は車に積んでいるが、船の時刻も料金も知らない。
こうなればぶっつけ本番だ。
旅程は1日半も前倒しで進行している。 行け!
かくして、稚内→鴛泊(利尻島) の 「クィーン宗谷」 の船上の人となったのだ。

稚内灯台は背高のっぽで、近くからはカメラに収まらないが、
フェリーからは全貌が望める。 が、今度は遠すぎる。
海は静かだが、薄く霧がかかった状態で眺望はきかない。
端正な利尻富士はかすかに望める。
クィーン宗谷から利尻富士



















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