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2007/09/09 (Sun) 風の旅 萩相島灯台



「旅の恥はかきすて」 という。
私のように一人旅を続けていると、私の行状をこと細かく報告する人はいない。
どこで何をしても、はるかに遠い北の大地で私が演じる一人芝居だ。

「北の潮彩」 を終えて間もなくワイン会があった。
ワイン仲間の何人かは私のブログを覗いてくれていたのだろう。
開口一番、「大変な旅でしたね」 と仰る。
確かに、
がらがらに空いた広い一本道を飛ばして、背筋が痛い。
飛ばしすぎて、沿岸小型の灯台を1基見落とした。(小歌岬灯台)
ずぅ〜っと悪天候を嘆いた。
礼文島からの帰りは 「最北航路」 が揺れた。 (当地ではフツーの風波だが)
知床横断道路は閉鎖され、大迂回を余儀なくされた。
余った時間を摩周湖に向かえば 「積雪・吹雪で通行止め」(05/20)
落石岬では、湿原地獄に足を取られ、想い出のこもった靴をパァーにした。
納沙布岬では、私の寝ている車が強風に揺れた。
でも、それらはたいした事じゃない。

思い当たるのは、浦河灯台を訪問したときの1件だ。
その場に居合わせ、20分ほど話し込んだ御仁が、
私が旅を終える前に、私のブログにコメントを投稿してくださっていた。
ことの始終を詳細に。
成り行きにもよるが、「旅の恥」 だから伏せておこうと思ったが、バレバレだ。
バレてしまえば仕方ない。

北海道を全周し、辺地の灯台を訪ねる際に、カーナビは実に力強い味方だった。
そのカーナビが、浦河灯台が見えるところまでは導いてくれたが、
さて、灯台に至る小道が分からない。
灯台の近くまで行って、あとは歩いて小道を探そうと思った。
あとから思えば、
まだ、朝6時の話だ。
北海道の交通事情は承知していたから、別段、車を道路脇に寄せることはない。
でも、寄せた。 かなり広い草むらがあったから。
その草むらに側溝が隠れていると気付かなかった。
前後輪脱輪。 少しもがいて前進したからホイールカバーはパァー。
走行に支障はないが、前輪の損傷がかなり。
私の意のままに縦横に走ってくれて、「灯台巡回2号車」 と命名したほどの、
従順だったレンタカーに、最後の最後に痛い思いをさせてしまった。 スマン。
こうなればJAFを呼ぶしかない。 呼んだ。
呼んで、ふてくされて煙草をふかしている時に、その御仁は現れた。

JAFを待つ間、その御仁と話をしたおかげで、滅入った気分が紛れた。
話せば、私より1歳年長。 悠々自適、晴耕雨読、朝のウォーキングの途中だとか。
私も、北海道の灯台めぐりの話しをして、HPのアドレスを書いた名刺を渡した。
その御仁は、車が側溝から抜け出すまで見届けてくださり、そして別れた。
その御仁は帰宅して、早速、私のサイトを訪問してくださったのだろう。
そして、ご丁寧にコメントをお寄せくださったのだろう。


10日分のレンタカー料金は前払いしているから、
7日間の使用で返車すれば3万円は返金がある。
JAFは無料だし、高い保険に入っていたから弁償もない。
車を修理する間の休業補償で2万円支払った。
返車する間際の不注意で2万円は痛かった。  チャンチャン。

浦河灯台まで、歩いて1分の場所で。 情けない!
脱輪



















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