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2007/09/09 (Sun) 風の旅 萩相島灯台



福岡県宗像市神湊(こうのみなと) から筑前大島に渡る定期便は
9時35分の便が出たら次は11時15分だ。
時間はあまりすぎるほどあるから一般道を走ったら、神湊まで2時間近くかかった。
それでも大島行きの船が出るまでは1時間以上待たなければならない。
これが離島の灯台めぐりに付きまとう不便さだ。
大島港に着いて、手配していた自動車を借りる。
軽ワゴン車で、その狭さに文句は言わないが、オートマでないのが辛い。
見島でもそうだったが、離島ではオートマの必要がないのだろうか。
日ごろの暮らしが便利さの極みだから、たまには原点に戻るのもよかろう。

大島は起伏に富んだ島で、レンタルサイクルではとてもきつい。
旧式の軽ワゴンは坂道では30km/hのスピードしか出ないが、
知らない道だからそれで十分だ。 一日乗り放題で2000円だし。
福岡県で一番大きい島だとはいっても、その広さはタカが知れている。
灯台にはすぐに着いた。
灯台の少し手前に駐車場があるのに、灯台の入り口にデンと車を停める馬鹿がいる。
どんな奴だと思ったら、車体には 「宗像市」。 大島支所の公用車だ。
公僕のクセして、傍若無人な振る舞いに腹が立ったから、
「写真を撮るから動かせ!」 と、やさしくお願いした。
その公務員氏、それからは灯台敷地の中で控えめな行動をとり始めたが。
それにしても、非常識な連中が多い。

思ったとおり、いい灯台だ。
筑前大島灯台は、神崎という岬に立つ。
7管が門柱に掲げた看板には、「筑前大島神崎灯台」
時代を感じさせる初点プレートには、「玄界大島灯台」
現在流布されている灯台表では、「筑前大島灯台」
面白いのは、大正15年に取り付けられたプレートの表記で、
当時は、島も灯台も 玄界大島 と名乗っていたのだろうか。
もう一つ、玄 「界」 灘にありながらなら、玄 「海」 国定公園 とはこれ如何に?

風車のある展望台から灯台を見納め、途中 「沖ノ島遥拝所」 に立ち寄った。
沖ノ島は全島が神域で、一般人は立ち入れないが、古くから女人禁制だった。
女性は、遥拝所から洋上はるかな沖ノ島に手を合わせるのだ。 現在も。

宗像大社中津宮には当然、参拝した。 参拝して良かった。。
私が灯台めぐりをこれから先10年続けるとしても
私の灯台訪問歴に燦然と輝く出来事が起こりそうな予感がする。
ある願いが一気に解決しそうだ。
未確定の部分が多いから、このことについては実現するまで、伏せる。
やはり、神や仏はありがたい。 ああ、筑前大島を訪ねて良かった。



















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