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2007/09/09 (Sun) 風の旅 萩相島灯台



順番からいけば、北海道の次の灯台めぐりは、
すでに 「奥の磯道」 とタイトルを考えている東北のはずだった。
ヒョンなことから5〜6日間家業を離れる事が可能になって、
突如浮かび上がったのが、四国と淡路の灯台を訪ねる 「五国 灯台歴訪」 だった。

9月24日20時に下関を発って、0時過ぎには瀬戸中央道の中間、与島SAに着いた。
朝まで眠って、SAから与島に抜け出し、鍋島灯台に向かった。
H・ブラントンが設計した明治5年に初点を記録している石造灯台で、
関門海峡の部埼灯台と同期生、六連島灯台の1年後輩だ。
今回の灯台めぐりでは、明石海峡の江埼灯台と共に絶対に訪問したい灯台だ。
SAの柵の切れ目はすぐに見つけられた。 灯台入口の柵にも抜け道がついていた。
灯台前の広場の草むらは昨夜来の雨に濡れ、靴とズボンの裾はびしょぬれになったが、
点灯し回転を続けている赤と緑の灯を見れれば、靴やズボンはどうなってもいい。

このあと、一日目の予定は女木島灯台と男木島灯台を訪問して男木島泊りだから、
高松から馬ヶ鼻灯台まで足を延ばした。
馬ヶ鼻灯台は、志度CCのコース内に建っている。
石松氏やガウスさんなど、訪れた先達はカートで案内してもらっている。
私が訪れた火曜日はセルフ・デーで、フロントもキャディさんも最小限の人数だ。
私を案内できない、とおっしゃるが、奇特なキャディさんが案内を申し出てくれた。
カメラポイントも教えてくれた。 「ご覧、あれが地蔵埼灯台(小豆島)よ」 とまで。
CCのカートが 「灯台巡回車 6号」 となった。 CCのご厚意に感謝。

高松の港から女木島は指呼の間、だ。 島の南端にある灯台も正面に見える。
ダラダラとした坂道を登りつめ、斜面を降りればこじんまりとした女木島灯台。
灯台の背景は、めまぐるしく行き交う船、船、船。
シャッターのタイミングを逃しても、すぐに次の船が通る。 山手線並みだ。

男木島灯台に着いたときは曇り空でガッカリしたが、1時間もすると晴れてきた。
写真をイヤというほど撮った。 時間を気にせずに灯台に留まれるのは嬉しい。
角島灯台と並んで、日本に2基しかない無塗装の石造灯台。 男木島の一枚看板だ。
宿泊は、親父さんが魚運搬を業としている浜上旅館。 食べきれない魚料理が出た。

翌朝、私が乗る定期船の出発時間に親父さんはいない、という。
高松まで魚を運ぶためらしい。
出港間際にデッキに立っていると、港口から猛烈なスピードで入ってくる船がある。
親父さんの船だ。 私を見つけて手を振る。 私に手を振るために飛ばしてきたんだ!
始めて来た島で、見送ってくれる人がいる。 やはり、島はいい。



















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