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4日目は足摺岬まで足を延ばす予定だ。 カメラのバッテリーはまだ大丈夫だろうが、切れたら一大事だから室戸市で宿を取った。 7時を過ぎての宿泊申し込みだったが、お食事処を併設している宿で、 満足のいく食事ができた。 (安いから感激も大きい) 室戸岬灯台は、私の 「灯台めぐりの原点」 の灯台だから、2年に一度は訪問するだろう。 「とさ」 という名の店、当然、定宿になる。
早起きは三文の徳、だ。5時半に動き始めて、6時には羽根埼灯台の麓に着いた。 石松氏も、 hide さんも苦労して登っている斜面がある。 折りよく、軽自動車が通りかかった。 登り口を確認する私に 「灯台まで車でいける。途中まで連れて行ってやる。ついて来い」 オー・ラッキー! 教えられた道を不安げに運転していると、土地の人にすれ違ったので再確認。 灯台の近くまで近づいているはずだが、どうも遠すぎるから苦労してUターン。 すると、また人に出会った。 聞けば、道に間違いはなかった。 今までの経験から、早朝の人里はなれた灯台近辺で、3人もの人に出会い、 そのたびごとに道を教えられ、灯台にたどり着いた記憶はない。 灯台から引き返すとき、最初に教えてくれた人にまた会った。 車から降りてお礼を言った。
高知灯台は道の傍らにあるのに、樹木がさえぎって通り過ぎた。 案内板が小さすぎるし、分岐に立てなければ意味がない。 灯台は、いい灯台だ。
次は、最初から及び腰だった 白ノ鼻灯台 だ。 場所も悪い。 ゴジラ松井との勝負を連続四球で避け、朝青龍を育てた高校の近くだ。 登り口は、ある。 が、すぐに消える。 それから先は獣道と変わらない。 灯台に至る電柱と電線は時折現れる。 が、私は迷ったときを考えて尾根を歩く。 途中で電線の方向が直角に曲がる。 その方向を樹木越しに見ると白い灯塔が! そこまでは、50m下って40mののぼりだ。 それよりも、獣道に似た、前人が踏み分けた痕跡さえも見つからない。 学生時代に登山をしていたから 「藪漕ぎ」 の経験も自信もあるが、 迂闊にも長袖シャツを着ていないし、手袋もない。 断念するしかない。 途中まで来て、灯台の姿を見て、引き返すのは初めてだ。 (麓の漁港から海岸伝いに行く道はあるかもしれない)
気を取り直して 興津埼灯台。 標高170m。 4等レンズからの光は38海里先まで届く。 堂々たる灯台だ。 灯台の門まで、車で行ける。 車幅イッパイイッパイの道はある。 長ぁ〜いけど。 汗はかかないが、冷や汗はかく。 もう一度行け、と言われたら丁重に断る。 とか言いながら、もう一度行ってみたい灯台に相違ない。
窪津埼灯台は、県道がショートカットの工事をしたために孤立した灯台だ。 採石場に削り取られ孤立した部埼燈台の縮小版だ。
足摺岬には16時に着いた。 スマートで、きれいな灯台だ。 断崖も絵になる。 知名度とあわせ三拍子揃っている。 訪れるなら、午前中に訪れるべきだった。 逆光だった。 ひとしきり続いたバスツアー客の大声が去ってしまうと、岬の灯台の情緒を取り戻した。 ちょっと、スマートできれい過ぎる? 私には角島灯台があるからいいけど。
臼碆埼は道を間違えた。 パス。 足摺岬も臼碆埼も、また来ることがあろう。
叶埼灯台への到着は日没に間に合った。 一通り写真を撮って、点灯を待った。 6時8分に点灯した室戸岬灯台とは、経度の差と一日経った日没時間の差がある。 果たして、と思いながら待ったら、6時9分に点灯。 優しい光だ。 室戸岬の巨大レンズを見てしまったから、叶先の灯はランプの灯だ。 地元の人は、車で寝るなら叶埼が静かでいい、と言っていたが、静か過ぎる。 浮浪者然とした男も歩いていたし、宿毛の 道の駅 まで走った。
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